スポンサーサイト このエントリーをはてなブックマークに追加
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
マナーなんてクソくらえ! このエントリーをはてなブックマークに追加
2012-01-30 Mon 23:19
なんか昨日テレビを見てたらマナーおばさんが芸人の楽屋を隠し撮りした映像を見ながら、「こいつはマナーがなってない!」って怒るという番組をやってました。

芸人の楽屋に若手ディレクターが入ってきたときに、帽子をとって挨拶しないとか、ちょっと腰を上げただけで立たないとか言ってマナーおばさんが怒ってる。その後、年配プロデューサーがやってくると、今度はちゃんと立って挨拶して、「やれば出来るじゃない」みたいになってたりして。

で、最後は芸人の前にマナーおばさんが出てきて「お前たちはなってない! ちゃんと挨拶は立ってしろ! 帽子はとれ!」とか怒ってました。



ぼくは昔からマナーとか苦手なので、こういうのを見ると不愉快になったりするんだけど、今日は「マナー」なんてつまらない、クソ食らえだ! という話をしてみたいと思います。



そもそも、マナーっていうのはなんのためにあるか?

それは、相手に不快な思いをさせないためですよね。決して、「自分がマナーをしっかり身につけた人間だと、相手に思ってもらうため」ではありません。



だから、マナーというのは相手によってその姿を変えるものです。アメリカ人に対するマナーとアフリカ人に対するマナーでは、違う部分がたくさんあるはずです。

同じように、日本人でも、住んでいる地域、また年代によって、微妙に「相手を不快にさせないために気をつけるべきこと」は変わってくるはずです。



そうしたことを、「これがマナーです」と一つの枠に押し込めることは、相手の来歴や個性を無視して、自分の勝手な思い込みを相手に押し付ける行為にほかなりません。

そして、目の前にいる人の個性や好みを見極め、その人をもてなそうとするその場その場の判断を押し込め、いわば思考停止した「死んだ判断」のみを行うという非常に愚かな行為が、このマナーおばさんがやっている、「いわゆるマナー」を押し付ける行為だと思うんです。



あ、ぼく別にこのマナーおばさん個人をどうこう言うつもりはないですよ。おばさんも演技しているだけですから。そうじゃなくて、世の中に蔓延する「いわゆるマナー」だけを相手にしています。



話を元に戻しますけど、芸人たちが若手ディレクターには帽子も取らず席も立たなかった。これは、そこだけ取り上げればたしかにマナー違反、つまり「相手を不快にさせる行為」と見えますけれど、その後ろに年配プロデューサーがいることを知っていた場合、少し違った判断が生まれてきます。

明らかに上下関係が存在する二人のスタッフに対して、同じ対応をすることは逆にマナーに反することになります。上の立場の相手により敬意を表し、その下の相手にはそれなりの敬意の表し方にするのはアタリマエのことです。相手の下の立場の人間にしたって、上司と同じように応対されたら逆に居心地が悪いというものです。

もちろんだからと言って、帽子を取らないことが絶対的に正解だというつもりはないけれど、そこに違いを作ることは決して叱咤されるような話ではないはずです。



そう考えると、「いわゆるマナー」というものは、あえてマナーを行うものを思考停止させて、没個性の境地に誘うものであることが分かります。そしてさらに、マナーを受ける側にも一率のマナーを受けさせますから、その個性を認めないという前提があることがわかります。

だからマナーってつまらないんですね。



ぼくは仕事柄、スタッフを募集して面接をすることが多いんですが、その時の履歴書の書き方や面接の受け方で、こうした思考停止したマニュアル通りの方というのはすぐにわかるし、残念ながら一緒に働きたいとは思えません。

限られた履歴書の紙面、限られた面接の時間の中に、そうした誰でも少し勉強すれば身につくことを「最低限のマナー」の表現のために使われるのが非常にもったいないんですね。そんなことよりも、「あなたがどうしてここで働きたいと思うのか」「あなたは一体どういう人なのか」そういうことを知りたいんです。没個性なマナーが身についているかなんてことよりも、あなたしか持っていない、あなたの個性を見たいんです。



マナーってやつは、ただそれ自体が没個性なだけじゃなく、個性を発揮する場をどんどん奪って行きます。

だからぼくはマナーが嫌いです。

マナーなんてクソ食らえです。

マナーなんてナシで、自分の個性を発揮しながら、相手に敬意を表し、敬っていくのは好きです。まぁうまくできてるかどうかはわかりませんがね。




別窓 | 考えたこと | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<病院を替えたら診断結果が変わったでござる、の巻 | 「おもしろがり屋」樋口サトシのブログ | アーヤの新企画に「想定外」なんてない!?>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 「おもしろがり屋」樋口サトシのブログ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。