スポンサーサイト このエントリーをはてなブックマークに追加
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
『プロフェッショナルとしての意識』と『責任を取ること』が『かっこいい仕事』の条件なんじゃないか このエントリーをはてなブックマークに追加
2010-11-29 Mon 22:49
今日はいい肉の日。みんないい肉食ってるかい!?

ぼくは今日閉店後歯医者に行ったり、Chiroさんにイラストの返却に行ったりでバタバタ、しかもなんだか最近食べ過ぎなのかあんまりお腹も空いてないのでいい肉の日なのに晩ご飯抜きです。



ところで今日の歯医者では、親知らず周辺の虫歯の治療の後、歯石取りをしてもらってたんですが、今日の歯科衛生士さん(なのかな。肩書きはわかんないんだけど)は、非常に好きな応対をしてくれました。

というのは、なんかボク歯石が結構たまってたみたいで、歯茎をゴリゴリやられてけっこう血が出てたんですよ。で、実は以前の担当者さんはそのたびに「あ? 痛い? ごめんね」と声をかけてくれたんだけど、今日の担当者さんはそういうことひとことも言わない。ちょっと顔をしかめてもなにも言わないのね。

で、正直「なんか前の人より痛いんだけどこの人下手なのかしら?」とか思ってたら、一通り終わったところでパンフレット的なものを出してきて、今日なぜ血が出たのか、痛みが出たのはなぜか、痛いのに執拗に続けたのはなぜか、についてしっかりと説明してくれたんです。

こういうの、好きなんですよ。「あ、プロの仕事なんだな」って。



なんかね、最近どんな業種でも、いちいちお客の意向を聞きたがるじゃないですか。

若干毒を吐くみたいになるかもだけど、あえて言うと、例えば美容室。

むかしはそんなことなかったんだけど、最近どこの美容室行っても、アタマ洗ってる時に、

「どこか洗い足りないところありませんか?」とか聞かれるんですよ。

「それオレが判断すること!?」って思うんですよね。
百歩譲って、こちらから「頭がかゆいのでどうか洗ってください」って頼んだんならそう聞いてもいいけど、アタマを洗うのは髪を整えるのに必要な作業でしょ? 本質的には、洗い残しを感じていようがいまいが、髪を整えるのに最適な洗い方をするべきなんじゃないの? と思うんですよ。クチには出さないけど。

ちなみに少し前までは「かゆいところありませんか?」だったんだよね。これなら主観的なことで外からはうかがい知れないからまだいいと思うんだけど、なんで変わったんだろうね。最近の美容室はみんな「洗い足りないところ」って聞きます。



あとはマッサージ。

「痛かったら言ってくださいね」とか言うじゃないですか。そもそも痛いことは悪いことなの?
あとその逆で、「弱かったら言って下さい」っていうのもある。
合わせ技で「強かったり弱かったりしたら言ってください」という人もいます。ツワモノだ。

マッサージに行く最大の目的は、マッサージされている瞬間が気持ちいいことじゃなくて、帰ってからの数日を快適にすごすことだと思うんです。少なくともぼくはそうなんですよ。

そして、そのために最適な強さなんて、お客は知らないんです。だからその時痛かろうがなんだろうが、帰ってから快適ならいいんです。我慢します。ちゃんとプロが、「この強さでマッサージすることがコリを取るのに最適なんだ」というんならそれでいいんですよ。



美容室とマッサージをあげつらったようになってしまって申し訳ないけど、これは他のいろんな業種に最近特に見られる現象なんですよね。

で、ぼくはコレは、プロフェッショナルとしての意識の低さと、責任を取らされることの拒否が根底にあるように思うんです。

「クレームを出されるのはイヤだ」「お客の言葉に従ったんだから失敗しても自分のせいじゃない」みたいな。



…と、これは別に彼らに対して「君たちは変わるべきだ」と言いたい話じゃないんです。これをもって現代社会を嘆いてもいいのかもしれないけど、ぼくがやりたいのは、そう感じるぼくを満足させられる接客をすること、でしかない。

これって冷たいことなのかもしれないけど、でも例えば政治家になって「世の中はこうあるべきだ」みたいに上から制度を変えていこうとするよりは、自分の仕事に触れた人たちが、「そうだよな、そういうやり方のほうがかっこいいよ」と思ってくれて、それが広まっていくほうがいいよな、と思うんです。これはただの好みの問題だと思うけど。

少し前に書いた「文化を育てたい」っていうのはこういうことも含まれてるんだと感じています。別にすべてが自分の思い描く理想世界にならなくたっていいから、同じ価値観を持つひとと、共感で繋がっていけたらいいな、そのために、いい共感を生み出せる自分になるのが最初だよなと、そう思ってます。
別窓 | 「仕事」について | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<人生とは思いもよらないことが起こるものですね | 「おもしろがり屋」樋口サトシのブログ | 工場野菜のメリットと、宮崎アニメ的、永田農法的、情緒的なデメリット>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 「おもしろがり屋」樋口サトシのブログ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。