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宮崎駿作品と細田守作品を比較していたら、つながったのは池谷裕二さんだった このエントリーをはてなブックマークに追加
2010-10-08 Fri 23:57
カリオストロおもしろかった~。



今日はブログ更新しようとしたらカリオストロ始まっちゃって、
今になったらもうなに書こうとしたか忘れちゃったんで、
カリオストロのことを書きましょう。

なんかね、
宮崎作品と細田作品の、それぞれのいいところが割と明確に分かった気でいるんだけど、
それを今ここで急に表現できるかはかなり微妙なので、
「とりあえず出してみた」
というくらいのものとしてお読みくださいませ。



ものすごく大雑把に言うと、
宮崎監督の描くものは、「理想」なんです。

それは、現実でなくても構わない、というところからスタートして、
でもより現実に近付けないと、
現実に生きる人間にとってはおもしろくないんで、現実に近付けている。

つまりベクトルとしては、「理想→現実」



一方細田監督は、「現実」を描こうとしていると思うんです。
「今」を生きている人々に対して、
「こういう人や人生っていいよね」と言っている。

そのベクトルは、「現実→理想」です。



これは、どっちがいいとか悪いとかいうもんじゃない。



いちおう例をあげておきましょうか。

カリオストロのルパンで言うと、
彼の一挙手一投足や、未来を読む能力というのは、
かなり現実離れしているわけです。

塔と塔を飛び歩いてしまうような身体能力はもとより、
最初にクラリスに指輪を返したときに、
その指輪が見た目はそっくりなのにスピーカーと集音の機能を兼ね備え、
しかもルパンのコントロールに合わせてパンとはじけて中からお化け(?)が出る、
そんなものをごく短時間で、限られた設備で作れるというのは
(しかもそんなものをたくさん作ってる)
まぁぶっちゃけ現実的な人間じゃないんですよ。



一方細田作品に出てくる人物は、そういう人いないですよね。
現実に即した人が、現実に即した動きをします。
(あ、ごめん、ぼく「時かけ」と「サマウォ」しか見てません…。
 ワンピースとかはちょっと違うかもですが、
 ワンピースのルフィが手が伸びるとかは、除外の対象になると思う。微妙でごめん)



で、もう一度言うけど、
どっちがいいという話ではない。



だって映画という表現はどっちも許しているから。



そこにあるルールは、
「観客がついていけなかったら、つまらないと言われる」
というものだけです。



宮崎駿という人のすごいところはそこで、
あれだけ荒唐無稽なのに、それを観客に感じさせないんですね。
感じても、「まぁそこはいいんじゃない?」と思わせてしまう。



その秘密ってなんだろう、と思うと、
ひとの「あんなことやってみたい、ああなりたい」
みたいな欲求を素直についているからなのかな、と思います。

生身の人間にはできっこないことを表現する。

ザッツアニメ、ですよね。これはすごいことだよ。



じゃあ一方細田作品(時かけ&サマウォ)はどうかというと、
ぼくらにも手の届きそうな人物たちが主人公です。

若干、数学オリンピックに出そうだった
(けど出れなかった、というのもまたポイントなんだろう)
みたいな特殊能力を持つ人もいるけど、
でもそれもルパンやナウシカに比べると格段に、我々でも手が届きそうです。



そんな人たちが奇跡を起こす。
世の中を動かすようなことをしでかしてしまう。

あるいは時かけなら、
世の中をひっくり返すような能力を身につけるのに、
ごく個人的な用件で消費してしまう。

なんだろう、身の丈にあったことをしているだけでも奇跡って起こせるんだぜと、
そんなことを教えてくれるのが、
細田作品なのかなと思うんです。



だから、ぼくが言いたいのは、
どっちがどうとかいうんじゃなくて、
本当にどっちもおもしろいよな、と。

これは少し大げさに言うと、

「なにを表現するか」というのは正解なんかなくて、
その人が得意とする表現を選んで使えば、
きっとそれが一番すばらしい作品で、
それ以外の作品は、作る必要さえないのかもしれないな、ということです。



自分の気持ちに正直になること。

それが重要だということを、
実はほぼ日の対談に掲載されている池谷さんの研究が、次々に明らかにしてくれています。

だもんで、本当に今やってる対談はためになる。



なんか、ぼくの中でいろんなことが一つにまとまり始めています。



もうちょっと、考える時間をください。
これはなにか、すごいところにつながっていく気がしているんですよね。

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